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 ■ 日付: 2021年7月22日
*こちらの記事は、2021年6月10日の弊社英文ブログ【Unveiling RE100 Roadmap: The Way to 100% Renewable Electricity in China】を翻訳したものになります。
【RE100達成へのロードマップ:中国における100%再エネ電力への道】
この記事の筆者
「再生可能エネルギー100%」を目指すことは、多くの産業界のリーダーにとって、再生可能エネルギーへの移行を促し、低炭素経済の確立に貢献するための重要な一歩である。
 
 2020年11月、米国の大手化粧品メーカーであるEstée Lauderは、直轄事業において全世界で再エネ100%電力を調達するという画期的な気候目標を達成したことを発表した。
 
 2017年、Estée LauderはRE100に参加し、以来、再エネ100%電力の確保に取り組んでいる。同社以外にも、多くの大企業がRE100のような意欲的な気候目標の達成を目指し、世界で温室効果ガス排出削減を加速させている。RE100(RE:Renewable Electricityの略)とは、世界で影響力のある企業が、再生可能エネルギーによる電力供給を100%実現するためのグローバル・イニシアチブである。これまでに、Apple、Google、Unilever、H&Mなど、300社以上の企業がこのイニシアチブに参加している。RE100に参加するためには、世界中の事業で100%再生可能エネルギーを調達するという公的な目標を設定する必要がある。
 
RE100 は、国際非営利組織クライ​メイト・グループ(The Climate Group)が主導し、非営利団体カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP:Carbon disclosure project)と提携している。
出典:RE100 
 
 どのようにしてRE100を実現するのか?とりわけ、中国でRE100を達成するためにはどうすればいいのか?多くの多国籍企業にとって、中国は、最もインパクトの大きい影響力を持つ市場の一つであり、中国でRE100を達成することは、気候変動に対してグローバルに取り組んでいるRE100において大きな意味を持つ。しかし、RE100 の参加企業が強調しているように、規制の複雑さ、地域によっては再生可能エネルギーを調達できないなどの理由から、中国は再エネ100%電力を達成するうえで、最も困難な市場の一つであると認識されている。また、RE100は、100%目標達成の選択肢をまとめた公式ガイドを発表しているものの、再エネ電力へのアクセスは国によって異なるため、国別のリサーチが不可欠である。
 
 この記事では、中国の再エネ電力市場の現状と、「再生可能エネルギー100%」という目標達成に向けた中国政府が、近年発表したエネルギー政策の分析を通し、中国においてRE100を達成するための3つの主要なアプローチをグローバル企業に提供することを目的としている。(こちらの記事に関連する内容をさらに深く理解されたい方には、次の記事として、こちらのブログをお勧めいたします:【中国のグリーン電力パイロット交易プログラムが中国電力取引市場にもたらす変化とは)
 
RE100達成のための7つの再エネ電力・価値調達方法
 
 一般的にRE100を達成するうえで、企業は以下のオプションをもつ。
 
 
・オンサイト発電
 現在、中国においては、オンサイトでの再生可能エネルギー発電が最も成熟した再エネ発電・消費方法となっているが、この方法だけで、再エネ100%を達成するスケールを実現することは、とりわけ製造業等において、難しい。
 
・オフサイトの発電設備からの直接調達
 企業は、再生エネ電力を中央グリッドに送電することなく、発電設備から直接電力を調達することができる。このようなオフサイトの発電設備からの直接調達は、通常、送電インフラの構築に比較的高い初期投資が必要となる
 
・中央市場での電力購入契約(PPA)
 電力購入契約(以下PPA:Power Purchase Agreement)は、購入者(電力を購入する企業) と再生エネ発電事業者との間で締結される購買契約である。二者間契約により、発電事業者は、政府の規制や送電容量の割当に基づき、電力交易センターと給電指令所の両方から送電許可を得て、中央グリッドを介して特定の購入者に再エネ電力を送電することができる。
 
図1 中央市場においてPPAを締結し、中央グリッドから電力を調達
出典:Integral analysis
 
・分散型市場での電力購入契約(PPA)
 分散型市場では、企業は独立型電源や地域分散型電源から電力を調達することができる。現在、中国の分散型市場は、いまだ試験的な段階にあるが、今後、さらに発展する可能性があり、将来的には、その他の調達方法を補完する方法になりえる。
図2 分散型市場においてPPAを締結し、独立型電源や地域分散型電源から電力を調達
出典:Integral analysis
 
図3 ハイライトされた地域の一部で立ち上がった分散型パイロット市場
出典:国家能源局. 2019-05-23. 两部门关于公布2019年第一批风电、光伏发电平价上网项目的通知
 
・仮想電力購入契約 (以下VPPA: Virtual Power Purchase Agreement )
 電力購入契約では、電力とエネルギー属性の両方が購入者に提供されるのに対し、VPPAでは、属性のみが購入者に提供される。企業は、中央グリッドから通常の電力供給を受けながら、電力消費量に相当する再生可能エネルギー属性を特定の発電事業者から購入し、再生エネ属性を主張することができる。これまでのところ、中国でのVPPAの実施における詳細・状況などは明らかではない
 
図4 VPPAを締結し、対応する量の再エネ属性を購入(時には、グリーン電力証書とともに)
出典:Integral analysis
 
・分離されたエネルギー属性証明書(Unbundled energy attribute certificate)
 企業は、非再生可能資源からの電力消費量に合わせ、電力とは別に分離型の証明書を購入することができる。 中国においては、二つの主要な証書として、グリーン電力証書(以下GEC:Green Electricity Certificate)と国際再生可能エネルギー証書(以下I-REC:International Renewable Energy Certificate)が挙げられる。通常は中央グリッドから電力を購入するが、企業は自社の電力消費量に応じた量のGECを、特定の発電所(プロジェクト)から購入することができる。2020年3月以降、中国の再エネ100%電力を達成するために、一定の条件の下でRE100によってGECが承認されている。 I-RECもまた、RE100目標達成に向けた正式な方法の一つである。
 
図5 中央グリッドから電力を調達しながら、政府の公式プラットフォームを通じてGECを購入
出典:Integral analysis
 
・グリーン電力商品・グリーン電力料金
 企業は、グリッド会社など、電力供給事業者との事業契約に基づき、特定の再生可能エネルギー源から再エネ電力を購入することができる。しかし、再エネ電力は、中央グリッドを介して送電されることを前提にするため、購入者は特定の再エネ発電所を指定して調達することができない可能性もある。
 
 GEC同様に、グリーン電力商品・グリーン電力料金は、政府からの固定価格買取制度(FIT)の助成金を削減するという同様の目的を持っている。この場合、GECを発行する再エネプロジェクトは、グリーン電力料金を受け取ることができないと考えられる。そうでなければ、二重に助成金を受け取ることができるためである。現在、GECを発行できるのは、大規模な陸上風力・太陽光発電プロジェクトのみであることを考えると、水力発電のグリーン電力料金はグリッド会社と交渉可能であると考えられる。
 
図6 グリッド会社と事業契約を締結し、特定の再エネ発電所からグリーン電力(再エネ電力)を購入
出典:Integral analysis
 
機会と課題:中国における再エネ100%電力への3つの主要なアプローチ
 
 RE100では、企業が再エネ100%電力を実現するための選択肢をいくつか挙げているが、中国では政府の規制や市場の未熟さから、すべての選択肢が現実的で実現可能とは限らない。ここでは、中国におけるRE100目標達成に向けた3つの主要なアプローチである「オンサイト発電」「PPA」「GEC」について説明する。
 
オンサイト発電は、多くの企業が短期的に再エネへの移行を実現するための第一歩である
 
 オンサイト発電、特に太陽光発電は、企業が再エネ電力を消費する際の一般的な選択肢である。また、多くの企業にとって、短期的に電力消費の一部を非再生可能エネルギーから再生可能エネルギーに移行するための最初のステップでもある。
 
 スウェーデンのアパレルメーカーであるH&Mは、2020年までに中国国内の13の工場に、屋根設置型太陽光発電設備を設置した。その総発電容量はピーク時において、約10MWに達している。
 
 2017年にRE100に参加した世界最大のビールメーカーAB InBevは、2019年に中国西南部雲南省にある工場の一つに2MWの屋根設置型太陽光発電システムを設置した。この太陽光発電設備から生成された電力は、工場の全寿命期間にわたってAB InBevに供給されると推定されている。
中国雲南省AB-InBevの屋根設置型太陽光発電設備
出典:Asia Clean Capital
 
 オンサイト発電は、比較的に直接かつ効果的な再エネ電力の調達方法ではあるが、オフィスや工場での消費を全てまかなうには、敷地内での発電量が少なすぎることが欠点となっている。そのため、企業は、残りの消費量を満たすために、再エネポートフォリオに、その他の方法を追加する必要があるだろう。また、オンサイト発電設備については、 「再生可能エネルギー割当基準(以下RPS制度:Renewable Portfolio Standard)」 に基づき、一定の再生可能エネルギー消費量の達成が義務付けられている。
 
PPA契約は、長期的かつ大規模なオプションであるが、中国政府による規制による制限がある
 
企業は、特定の再生可能エネルギー発電事業者との間で、大規模な再エネ電力の生産に関する長期のPPAを締結することができる。ただし、中国でPPAを締結する際には、いくつかの制限を考慮する必要がある。
 
1. 風力・太陽光発電に関するPPAは、最低保証購入年間利用時間(最低保障收购年利用小时数)に大きく依存するため、一部の省では取引可能量が限られてくる。棄電率の高い省では、国家発展改革委員会(NDRC)と国家エネルギー局(NEA)が共同で、棄電率を下げるために「最低保証購入年間利用時間」制度を実施しており、風力・太陽光発電の電力を、中央グリッド会社が、保証時間に基づいて最低限調達することになっている。その他の省においては、風力・太陽光発電による電力はすべて、優先発電計画(优先发电优先购电计划)の原則に基づいて、グリッド会社が購入するため、民間企業が電力市場に参入する余地はほとんどないと考えられる。
 
図7 風力・太陽光発電による電力の最低保証購入年間利用時間制度のある省は、中国の北部や北東部に多く、その他の省では、風力・太陽光発電による電力はすべてグリッド会社によって購入されている。
出典:国家能源局.2020.05.06. 2019年度全国可再生能源电力发展监测评价报告
 
図8 オングリッドの風力・太陽光発電所のPPAにおける取引可能な稼働時間は、中国北部および東北部の一部の省では利用可能であるが、その他の省では、PPAで取引可能な時間がほとんど残っていないと推定される。
出典:(1) 国家能源局.2020.02.28. 2019年风电并网运行情况 (2) 国家发展改革委 国家能源局. 2016.06.01. 关于做好风电、光伏发电全额保障性收购管理工作的通知 (3) 国家能源局.2020.05.06. 2019年度全国可再生能源电力发展监测评价报告 (4) 国家能源局. 2020-02-28. 2019年光伏发电并网运行情况
 
2. 省間の電力取引は主に2つのシナリオ、すなわち発電所と省グリッド会社との間、または異なる省にある省グリッド会社との間、で行われることから、民間企業が省間のPPAを締結することは困難であろう。さらに、市場ベースの省間電力取引には、「省間電力取引の原則」という方針のもと、いくつかの制限がある。第一に、省間の送電は、国の送電部門の指針となる行政上設定された送電容量目標に左右される。第二に、再エネ電力は、地域の電力需要に基づいて、省・地域内で消費されることが望ましいとされている。第三に、再エネ電力の省間送電量は、超高圧送電インフラ(UHV)の容量よって制限される。最後に、風力・太陽光の発電量の変動は、省間の電力供給の安全性や安定性に悪影響を及ぼす為、制限されうることが挙げられる。
 
3. 電力市場に参入した企業は、自社の電力需要を保証するために、グリッド会社から供給される公共電力を享受できなくなるため、緊急時に電力供給が不安定になるリスクを負う可能性がある。(そうでなければ、公共電力のパワー・バランスの管理に潜在的なリスクが生じることになるため。) また、市場の安定性を保つために、「中長期電力取引の原則」(电力中长期交易基本规则)という一時的な施策に基づき、企業の業績が悪い場合や、国の政策やグリッドインフラが変化した場合を除き、企業が許可なく電力市場から退出することは認められていない
 
4. 卸売市場に参入して再エネ電力を発電事業者から直接購入する場合、企業はRPS制度の目標達成の義務を果たさなければならない。あるいは、企業が小売業者から再生可能電力を購入することを選択した場合、小売業者がその義務を負う側になる。しかし、企業がRE100を達成するために信頼できる使用量を主張しても、同時に、小売業者がRPSの目標値を達成するために、政府に、同じ量の再エネ電力の使用量を主張するダブルクレーミング(二重請求)のリスクが生じる可能性がある。
 
 取引可能な電力量やその他の規制により、風力・太陽光発電を対象としたPPAは制限されているが、再エネ発電の購入保証が風力・太陽光発電の電力のみに適用されることを考えると、水力発電のPPAは、選択肢の一つとして、有望と考えられる。つまり、民間企業が自社の電力需要を満たすために、とりわけ、水力発電資源の豊富な四川省や雲南省から水力発電による電力を購入することができる。注意したいのは、卸電力取引市場に参入すると、RPSの「総合目標」と「非水力目標」の両方を達成する義務が生じることだ。非水力のRPSの目標値を達成するためには、水力以外にも風力や太陽光などの電力を調達しなければならない(またはそれに見合った量のGECを購入しなければならない)。
 
GECは、RE100目標達成に向けた正式な方法として認められているが、ダブルカウンティング(二重計上)の問題を避けるために一定の条件がある
 
 中国のGEC制度は、市場ベースのメカニズムを推進することで、政府からの固定価格買取(FIT)を削減することを主な目的として、2017年に試験的プログラムとして開始された。現在、GEC市場には、強制市場と任意市場の2種類がある。
 
 2019年、国家発展改革委員会(NDRC)と国家エネルギー局(NEA)は、「再生可能電力消費保証制度(可再生能源电力消纳保障机制)」の方針を共同発表した(RPS制度のこと)。この制度では、義務を負う事業者は、RPSの目標値を達成するために、必要に応じて、GECを購入しなければならない。一方、任意市場では、GECを購入することで、再生可能エネルギーへの支持を表明し、任意の目標を達成することができる。
 
図9 RPSの目標値を下回った義務事業者に対する2つの選択肢
出典:Integral analysis
 
 2020年3月以降、RE100のテクニカルパートナーであるCDPによって、GECは、「グリーン電力証書」と「RPS」の制度上、ダブルカウンティングの問題が発生する懸念のもと、一定の条件の下で、購入者が、RE100を達成したと主張することを認められている。RE100の基準によると、企業は、自社の消費電力における再エネ属性、または再エネ電力消費を、排他的に主張しなければならない。これを怠ると、RE100の基準を満たすことができなくなる。
 
 RPS制度の義務事業者の一つであるグリッド会社を例に、ダブルカウンティングの問題を説明する。グリッド会社がRPS割当基準を満たすために一定量の再エネ電力を消費する義務を負う場合、グリッド会社が主張しようとする電力消費量に、相当する量のGECが既に発行されており、GECが第三者に販売される可能性がある。この場合、同じ量の再エネ電力に対して、ダブルカウンティングの問題が生じうる。つまり、電力会社が再エネ電力を消費したと主張できる場合と、GEC購入者がGEC購入量に基づく、再エネ電力消費量を主張する場合があり、グリッド会社とGEC購入者との間のダブルクレーミングの問題につながる。(そして、両方の主張を認証する場合、ダブルカウンティングとなる。)
 
 2021年6月時点では、ダブルカウンティング問題を回避するための具体的な施策が示されていないため、RE100の基準を満たす上で、企業がGECの持つ再エネ属性において、排他的な主張を行う要件を満たすためには、制度における不確実性とリスクが残されていると言える。
 
まとめ
 
 再エネ電力市場はダイナミックかつ、グローバルに変化している。中国でRE100を達成するためには、中国の再エネ電力市場を事前に分析し、企業がさまざまなプロジェクトを通じて、再エネ電力を100%確保できるかどうか、またどのようにして確保できるかを、計画・評価することが重要である。一般的に、企業は、手始めに、施設に屋根設置型太陽光発電設備を設置し、総電力消費量のうち比較的小さな割合において、再エネ電力調達を実現することに注力するだろう。さらに、PPAを結ぶことで、調達戦略を強化することもできる。中国では再エネ電力の市場化が進んでおり、例えば、最近では「京津冀地域のグリーン電力市場取引規制(京津冀绿色电力市场化交易规则)」という施策が発表されており、民間企業が再エネ電力市場に参入する機会を促そうとしている。最後に、企業は再エネ100%の目標を達成するために、残りの再エネ電力消費量に対して、GECを購入することもできる。ただし、最初の2つの選択肢に比べ、GECの購入は、企業ブランディングの観点からマーケティング効果が弱いかもしれない。再生可能エネルギーへの移行がますます加速する中、より多くの企業がリーダーシップの機会をつかみ、中国でRE100達成に向けて取り組むことが期待されている。 
 
このブログの内容に関する更なる詳細な情報はこちらのレポート:【中国の電力市場とグリーン電力取引にて記載しています。
 
出典:
1. 国家能源局. 2016.10.08. 国家发展改革委 国家能源局关于印发 《售电公司准入与退出管理办法》和《有序放开配电网业务管理办法》的通知
http://www.nea.gov.cn/2016-10/11/c_135746081.htm
2. 中国人民共和国政府. 2019.01.22. 国家发展改革委 国家能源局关于规范优先发电优先购电计划管理的通知.
http://fgw.yq.gov.cn/zcfg/zcwj/201901/t20190131_831931.html
3. 国家发展改革委 国家能源局. 2016.06.01. 关于做好风电、光伏发电全额保障性收购管理工作的通知
http://www.nea.gov.cn/2016-06/01/c_135404529.htm
4. 国家能源局. 2012.02.01. 关于印发《跨省跨区电能交易基本规则(试行)》的通知
http://zfxxgk.nea.gov.cn/auto79/201307/t20130708_1649.htm
5. 国家能源局. 2020.01.22. 关于征求《电力中长期交易基本规则(征求意见稿)》意见的函
http://www.nea.gov.cn/2020-01/22/c_138726060.htm
6. 国家能源局华北监管局. 2018.11.29. 《京津冀绿色电力市场化交易规则(试行)》
http://hbj.nea.gov.cn/adminContent/initViewContent.do?pk=000000006696c0e301675e8c1c380154
7. Renewables Now. 2019.05.22. ACC brings live 2-MV solar system for AB InBev in China
https://renewablesnow.com/news/acc-brings-live-2-mw-solar-system-for-ab-inbev-in-china-654951/
8. The Estée Lauder Companies official website. 2020.11.02. The Estée Lauder Companies Reaches Milestone Climate Goals
https://www.elcompanies.com/en/news-and-media/newsroom/press-releases/2020/11-02-2020-171617374
9. H&M Group official website. 2021.03.21. H&M Group Sustainability Performance Report 2020
https://hmgroup.com/news/hm-group-sustainability-performance-report-2020/
10. RE100 official website. 2021.01.27. RE100 Annual Report 2020
https://www.there100.org/growing-renewable-power-companies-seizing-leadership-opportunities
 
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