視察先:安徽省明天氢能(Mingtian Hydrogen Energy)六安市本社 場所:安徽省六安市明天氢能本社
先週、安徽省の主要燃料電池メーカーの明天氢能(Mingtian Hydrogen Energy)を大阪政府上海事務所と共に訪問して参りました。Mingtian Hydrogenからは王朝雲董事長(同社創業人)並びに主要経営陣一行に出迎えて頂きました。
視察先:CHFE2019(中国国際水素エネルギー・燃料電池技術製品展覧会) 場所:広東省仏山市
10月26日(土)から28日(月)まで、広東省仏山市で開催された第3回中国(仏山)国際水素エネルギー・燃料電池技術製品展覧会(The 3rd International Hydrogen Energy & Fuel Cell Technology and Product Expo Foshan-China、略称:CHFE)に、訪問してきました。
先日、2019年11月6日に、フランスのガス供給会社Air Liquideと中国最大の石油供給会社のSinopec(中国石化)が、中国での水素エネルギー分野において、協力を強化していくことを目的とした覚書を締結し、今、話題となっています。
11月28日に大阪府上海事務所と上海科学技術交流中心により共同で開催された環境技術フォーラムに弊社中西がゲストとして招かれ、「中国新エネルギー産業の最新の動向」のお題で講演して参りました。
2019年12月にJETRO大阪本部主催の「水素・燃料電池関連産業の海外展開支援セミナー」に弊社中西がゲストとして招かれ、「中国における水素・燃料電池関連産業の動向と日本企業のビジネスチャンス」のお題で講演して参りました。
中国電気自動車百人協会(中国电动汽车百人会)の第6回年次フォーラムが、2020年1月10日から12日に、北京にて開催され、そこでの、全国政治協商会議(CPPCC,中国人民政治协商会议全国委员会)の副議長であり、中国科学技術協会の会長である万鋼氏(中国名:万钢)が、中国の新エネルギー車における補助金について、2020年終了までに、変更を加えるべきではないと発言したことが業界内で話題を呼んでいます。
前回、Air LiquideのSinopecとの提携の考察を述べる際に、Air Liquideの中国の水素エネルギー分野における進出戦略について説明させていただきましたが、今回は、Air Liquideの競合となるアメリカのガス会社、Air Productsの中国進出戦略について考察・説明していきたいと思います。
過去の2回のブログにあたり、Air LiquideとAir Productの中国の水素エネルギー分野における進出戦略について説明させていただきました。今回は、イギリスのガス会社Lindeについて、述べさせて頂きます。(Air Liquideについては、こちらのブログ→[考察]Air Liquideの中国水素エネルギー市場進出におけるSinopecとの提携のインパクト、Air Productsについては、こちらのブログ→[考察] Air Productsの水素エネルギービジネスにおける中国進出戦略、をご参照ください。)
今年1月に中国汽車工業協会(CAAM)により、中国における2019年の自動車の総生産・販売台数とFCV含む新エネルギー車の生産台数と販売台数が報告されました。
2019年末に中国水素燃料電池車の保有台数は6000台を超え、近年中国ではFCVを中心に水素エネルギー産業の盛り上がりが期待されていますが、そもそも中国政府はなぜ水素エネルギーの発展を推しているのでしょうか?今回の記事では水素エネルギー推進の一般論だけでなく、中国の立場で見た本当の目的について考察していきたいと思います。今回は理由一つ目から。