最近中国同産業でよく耳にする電電ハイブリッド燃料電池車とは何かという質問を受けることがありまして、今回のブログでは中国のFCレンジ・エクステンダー、すなわち電電ハイブリッドとは何かについて分かり易く説明していきたいと思います。
12月15日に中国科学技術部(日本でいう文部科学省にあたる)は「国家重点研究計画における再エネと水素エネルギー技術に関する2019年度重点9分野」のパブコメ(専門家の意見募集)を行った。本政策は「国家中長期科学技術発展計画要綱(2014年〜2020年)」、「エネルギー発展戦略行動計画(2014年〜2020年)」、「十三五国家科学技術革新計画」」などの国家政策に含まれる「再エネと水素エネルギー技術」...
来年2月27日〜3月1日で東京で開催される世界最大の水素・燃料電池展(FC Expo2019)に向けて、インテグラル株式会社は当社中国パートナー企業のTrendBank社と共同で中国燃料電池企業一団の訪日ミッションを開催することが決定しました!
先月実施した中国トップ燃料電池システムメーカー上海重塑(Refire)への訪問インタビューに引き続き、上海重塑の燃料電池システムのスタック部分を製造している広東国鴻(Sinosynergy)を訪問した。広東国鴻は2016年9月にカナダ燃料電池メーカーであるバラードと9SSL燃料電池スタックのOEM製造に関する戦略的提携を結んでおり、バラードとの合弁会社(広東国鴻巴拉徳水素エネルギー)を雲浮市に設立...
今回の記事では、まだ日本ではあまり知られていない中国の浮体式洋上風力発電設備の開発動向の一端をご紹介したいと思います。
浮体式洋上風力といえば、日本では福島洋上風力コンソーシアムが推進する福島県沖のスパー式/セミサブ式洋上風力の実証事業やNEDOなどが推進する北九州市沖のバージ型洋上風力実証事業が有名ですが、ここ中国でも世界最大規模の発電容量を持つ浮体式洋上風力発電設備が誕生しようとしていま...
今月21日に中国動力(China Dynamics)と中能源工程集団水素エネルギー科技(Sinomec)が燃料電池バスの共同開発で戦略提携を結び、香港の公共バス市場への参入を検討していることが報道されました。この報道で注意すべき点は、2社が香港市場向けに開発を手掛ける燃料電池バスは全長8.5m、12.5mで燃料電池システム出力は40kW、60kW、100kWという点です。Sinomecが燃料電池シ...
弊社はこれまで中国水素・燃料電池の動向を追ってきました。先日これまでの調査の総論となる「2018年中国・水素燃料電池の動向」調査レポートを執筆しました。今回はこれまでのまとめとして、中国FCV市場の抱えている課題とそれを踏まえた上で今後の市場動向について弊社の考えを書いていこうと思います。
先日、最新の中国洋上風力発電の発電プロジェクト開発状況の統計が中国農機工業協会風力発電設備協会から発表されました。2018年9月30日時点で、中国の洋上風力プロジェクトは計23つあり、トータルの設備容量は6479.2MWです。うち累積発電設備容量は4370MW、新規導入設備容量は1600MWとなっています。弊社は中国洋上風力市場の調査プロジェクトを今年実施しており、「中国の洋上風力発電の最新動向:...