東京駅から北陸新幹線に乗り約2時間半、そこには長閑な風景が広がる富山県黒部市があります。稲森温泉駅で新幹線を降り、そこから車で15分ほどの場所に”パッシブハウス”はあります。パッシブハウスとは部屋の内装、壁、窓を高断熱仕様にすることでエアコン無しでも夏は涼しく、冬は暖かさを保つため消費電力、排気ガスゼロを目指したドイツや北欧を中心に普及している高断熱建築物のことです。 今回は暑さがまだ残る9月3...
空気熱を利用した家庭用ヒートポンプシステムは日本ではエコキュートでお馴染みですが、中国ではどうでしょうか?結論から言うと、現在中国における家庭用空気熱ヒートポンプシステム市場は拡大をし続けており、2017年の市場規模成長率は61%となっています。ヒートポンプシステムにはエコキュートと同じ給水器タイプと、給水と暖房を両方行える暖房タイプがあります。この暖房タイプですが、市場規模増加率は2016年で5...
世界のツートップはシーメンスガメサ、ヴェスタスとなっています。しかし、トップではないものの中国タービンメーカーの存在感は大きく、中国最大の風力発電タービンメーカーの金風(GoldWInd)は世界3位につけており、遠景能源(Envision)、連合動力(United Power)、明陽風電(MingYang)、重慶海装(HaiZhuang)などが上位に入っています。
急速な経済成長と共に大気汚染が深刻の中国ですが、中国は実は世界の再生可能エネルギーのリーダーであることをご存知でしょうか。今回は中国の再生可能エネルギーの最新の動向についてまとめていきます。
中国の最新の水素燃料電池産業の動向を掴むため、中国国内で水素燃料電池がテーマの最大規模の展示会への訪問調査を実施しました。今回は各企業の出展内容、インタビューの実施を通じて得られた中国の水素燃料電池産業の実態について皆様に伝えていきます。
中国の2017年洋上風力発電の累積発電設備導入容量は 2788MW 、新規導入設備容量では1164MWであり、累積と新規共に導入容量では世界第3位。
中国の燃料電池産業の開発状況が一目で分かるようにスナップショット形式にしてまとめてみました
2017年に中国の風力発電の累積発電設備容量は188GW(ギガワット)を越えました。188GWがどれほど大きい数字かと言うと、2015年の日本の年間全発電設備容量が209GWなので、中国は風力発電のみで日本の総発電設備容量の約90%を占めていることになります。日本最大の電力会社である東京電力の2015年時点の総発電設備容量が67GWですので、その2.8倍にあたります。